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エックスサーバーには、スタンダード・プレミアム・ビジネスの3プランがあります。

個人ブログや一般的な企業サイトを始めるなら、まずスタンダードを検討すれば十分です。プレミアムは「.jp」の無料特典やWordPressテーマのXwriteを使いたい人、ビジネスは複数担当者での権限管理や設定代行を必要とする組織に向いています。

この記事では、公式サイトで案内されている通常料金と機能を基に、3プランの違いと選び方を整理します。

先に結論:迷ったらスタンダードで十分

用途別の選び方は次のとおりです。

  • 個人ブログ・小規模事業・一般的な企業サイト:スタンダード
  • 「.jp」を無料で使いたい、Xwriteも使いたい:プレミアム
  • 複数人の権限管理や設定代行が必要:ビジネス

料金は一段上がるごとに約2倍になります。一方、ディスク容量は500GB、600GB、700GBという差です。容量だけを理由に上位プランを選ぶより、無料ドメインや上位プラン限定機能を実際に使うかで判断する方が無駄がありません。

スタンダードでも、WordPress、独自SSL、自動バックアップ、独自ドメインメールなど、通常のサイト運営に必要な主要機能を利用できます。

エックスサーバー3プランの違いを比較

2026年9月14日時点で公式サイトに掲載されている主な違いをまとめます。

比較項目スタンダードプレミアムビジネス
36ヶ月契約の月額換算990円1,980円3,960円
初期費用0円0円0円
ディスク容量500GB600GB700GB
無料お試し最大10日間最大10日間最大10日間
独自ドメイン永久無料特典最大2つ2つ2つ
無料ドメインに「.jp」対象外対象対象
Xwrite無料特典なしありあり
管理者ユーザー設定なしなしあり
設定おまかせサポート有料有料毎月3回まで無料

※料金は税込みの通常料金です。「月額」は契約期間分を1ヶ月あたりに換算した金額で、契約時は期間分を一括で支払います。キャンペーンや特典の条件は変わるため、申し込み前にエックスサーバー公式の料金プランを確認してください。

3プランに共通する主な機能

次の機能はスタンダードでも利用できます。

  • WordPressとWordPress簡単インストール
  • WordPressリカバリー
  • 無料独自SSL
  • Web・メールデータとMySQLの自動バックアップ
  • 独自ドメインメール
  • WAFなどのセキュリティ機能
  • 最大10日間の無料お試し

「WordPressを使えるか」「SSLやバックアップがあるか」という基本条件だけなら、上位プランでなくても満たせます。

初めてWordPressを作る手順は、エックスサーバーのWordPress簡単インストール方法で画像付きで解説しています。

エックスサーバーの料金を契約期間別に比較

通常料金は契約期間が長いほど、1ヶ月あたりの金額が下がります。

契約期間スタンダードプレミアムビジネス
3ヶ月1,320円/月2,640円/月5,280円/月
6ヶ月1,210円/月2,420円/月4,840円/月
12ヶ月1,100円/月2,200円/月4,400円/月
24ヶ月1,045円/月2,090円/月4,180円/月
36ヶ月990円/月1,980円/月3,960円/月

契約時に支払う総額

月額換算だけでなく、最初に支払う総額も確認しておきましょう。

契約期間スタンダードプレミアムビジネス
3ヶ月3,960円7,920円15,840円
6ヶ月7,260円14,520円29,040円
12ヶ月13,200円26,400円52,800円
24ヶ月25,080円50,160円100,320円
36ヶ月35,640円71,280円142,560円

長期契約は月額換算を抑えられますが、まとまった金額を先に支払います。初めて利用する場合は、価格だけで36ヶ月を選ばず、運営予定と初回負担の両方で判断してください。

なお、独自ドメイン永久無料特典は契約期間によって条件が異なります。スタンダードの新規契約では、12ヶ月契約で1つ、24ヶ月以上で2つが対象です。12ヶ月未満は対象外です。プレミアムとビジネスは、公式上すべての契約期間で2つが対象と案内されています。

スタンダードプランが向いている人

スタンダードは、コストを抑えながらWebサイトに必要な機能を揃えたい人向けです。

  • 個人ブログやアフィリエイトサイトを作る
  • 店舗や小規模事業のホームページを運営する
  • WordPressを複数設置する
  • 独自ドメインのメールアドレスを使う
  • Xwriteや法人向け管理機能は必要ない

「法人サイトだからビジネスプランが必須」ということではありません。担当者が少なく、権限を分ける必要がなければ、企業サイトでもスタンダードを選べます。

他社からWordPressを移す場合は、エックスサーバーのWordPress簡単移行手順も確認してください。

プレミアムプランが向いている人

プレミアムは、スタンダードの主要機能に加えて、次の差を活用できる人向けです。

  • ディスク容量が600GB必要
  • 独自ドメイン永久無料特典で「.jp」を選びたい
  • 有料WordPressテーマ「Xwrite」を追加料金なしで使いたい

Xwriteの通常料金は年9,900円と案内されています。もともとXwriteを使う予定なら、スタンダードとの差額を判断する材料になります。

一方、Xwriteを使わず「容量が多い方が安心」という理由だけなら、先に現在の使用量や今後保存するデータ量を見積もりましょう。一般的なブログや小規模サイトでは、スタンダードの500GBを使い切るケースは多くありません。

ビジネスプランが向いている人

ビジネスは、容量だけでなく運用体制を重視する組織向けです。

  • サイト担当者とメール担当者で操作権限を分けたい
  • 複数人にサーバーパネルの全権限を渡したくない
  • 設定作業をエックスサーバーへ依頼したい
  • 無料ドメイン特典で「.co.jp」などを選びたい

管理者ユーザー設定

ビジネスでは、管理者・サイト管理者・メール管理者など、役割に応じた権限を設定できます。ドメインごとに操作を許可する設定も可能です。

制作会社、社内のWeb担当者、メール担当者が共同で管理するときに、全員で一つの管理アカウントを共有せずに済むことが利点です。

設定おまかせサポート

設定おまかせサポートは、スタンダードとプレミアムでは有料です。ビジネスでは毎月3回まで無料で利用できます。

メールアドレス作成、WordPressのインストール、独自ドメイン設定などが代行対象として案内されています。実際に依頼できる作業と所要日数は、申し込み前に公式の設定おまかせサポートで確認してください。

無料ドメインの違いで選ぶときの注意点

独自ドメイン永久無料特典では、選べる種類に差があります。

  • スタンダード:.com.netなど11種類
  • プレミアム:スタンダードの対象に.jpを加えた12種類
  • ビジネス:.jpに加え、.co.jp.or.jp.ne.jp.gr.jpを含む16種類

属性型JPドメインには取得条件があります。また、2つ目の無料ドメインは選べる種類が限られます。「2つ無料」という表示だけで判断せず、使いたいドメインと契約期間が対象かを確認してください。

すでに他社でドメインを持っていても、ネームサーバーを設定すればエックスサーバーでサイトを表示できます。ドメイン管理もまとめたい場合は、XServerドメインへ移管する条件と手順をご覧ください。

プラン選びでよくある疑問

最初からプレミアムを選んだ方が速い?

上位プランは容量などの上限が増えますが、料金も上がります。サイトの表示速度は、画像サイズ、WordPressテーマ、プラグイン、キャッシュ設定などにも左右されます。

個人ブログや一般的な企業サイトなら、まずスタンダードで構成や表示速度を整える方が現実的です。エックスサーバー側の高速化機能は、Xアクセラレータの設定方法で解説しています。

メールアドレスを使うなら上位プランが必要?

独自ドメインのメールはスタンダードでも利用でき、メールアカウントを作成できます。メール目的だけでプレミアムやビジネスを選ぶ必要はありません。

メールアドレスの作成からOutlook・iPhoneへの設定までは、エックスサーバーのメール設定と使い方で画面を省略せず紹介しています。

会社のホームページはビジネスプランでないと作れない?

スタンダードでも商用サイトを運営できます。ビジネスを選ぶ主な理由は、会社利用そのものではなく、管理者ユーザー設定、設定代行、対象となる法人向けドメインなどを必要とするかです。

10日間の無料お試し中にすべて確認できる?

3プランとも最大10日間の無料お試しがあります。ただし、本契約後に利用できる特典や、支払いを前提とする申し込み方法もあります。無料期間でサーバーパネルや基本動作を確認し、特典の適用条件は申し込み画面で分けて確認してください。

まとめ:価格ではなく使う機能で選ぶ

大半の個人・小規模事業サイトは、スタンダードから検討すれば十分です。

プレミアムは「.jp」とXwrite、ビジネスは権限管理や設定代行など、上位プランでしか得られない機能を使う場合に選びます。料金が高いほど自分のサイトに適しているとは限りません。

申し込み前には、次の3点を確認してください。

  1. 希望する契約期間の支払総額
  2. 無料ドメインの対象と適用条件
  3. 上位プラン限定機能を実際に使うか

エックスサーバー自体の特徴やデメリットも比較したい方は、エックスサーバーとは?できること・料金・評判もあわせて確認してください。