【2023年最新版】並び替えプラグインPost Types Orderの使い方

【2022年最新版】並び替えプラグインPost Types Orderの使い方

WordPressの投稿やカスタム投稿、固定ページなどの並び替えをすることができるプラグイン、Post Types Orderの基本的な使い方を紹介します。

WordPressのダッシュボード(管理画面)でドラッグ&ドロップでの操作が可能になるため、簡単に記事や固定ページの並び替えができるようになる便利なプラグインです。

Post Types Orderについて

Post Types Orderとは

WordPress(ワードプレス)の管理画面で投稿やカスタム投稿、固定ページなどを並び替えることができるプラグインです。

他には、WordPressに手軽にお問い合わせフォームを作ることができるプラグインとして有名なMW WP Formなどでも使用することができます。

Nsp CodeというWordPressのテーマやプラグインを開発しているITチームが提供しているプラグインです。Post Types Orderの他に、Category Order and Taxonomy Terms Orderというカテゴリーやカスタムタクソノミーを並び替えることができるプラグインを提供しています。

Post Types Orderは最新バージョンのWordPressにも対応しているため、安心して使用することができます。

Post Types Order

有料版のAdvanced Post Types Orderについて

本プラグインは無料でも十分な機能が提供されていますが、有料版のAdvanced Post Types Orderでは、さらに機能が追加されます。

35ドルで購入することができ、マルチサイトやWPML(翻訳プラグイン)を利用した翻訳サイト、WooCommerceを利用したECサイトに並び替え機能を追加することができるようになります。

また、無料のサポートを受けられるようにもなります。詳しくはNsp Codeの公式サイトをご確認ください。

Post Types Orderの基本的な使い方

Post Types Orderのインストール方法

それでは、Post Types Orderの使い方と設定方法を紹介します。まずはWordPressにプラグインをインストールする必要があります。

上記のリンク先、WordPressのプラグイン紹介ページからプラグインをダウンロードし、WordPress管理画面→メニュー→プラグイン→新規追加→プラグインをアップロードし、インストールと有効化することが可能です。

もしくは、WordPress管理画面→メニュー→プラグイン→新規追加にて、「Post Types Order」をプラグイン検索し、インストールと有効化を行います。

プラグインのインストール後、WordPress管理画面のメニューに「Post Types Order」が追加されます。

Post Types Orderの設定方法

インストールが完了したら、プラグインの設定を行います。

Post Types Orderの設定①
Post Types Orderの設定②

設定画面の各項目を説明します。

並べ替えインターフェースを表示 / 非表示記事やメディアなどに、新たに「並べ替え」ページを設け、投稿一覧を並び替えることができます。
このプラグインを利用できる最小権限Post Types Orderの機能を利用できる権限を設定することができます。
最小なので、投稿者を設定した場合でも、上位の権限である管理者も機能を利用することができます。
自動ソートデフォルトでチェックがついています。
固定ページに投稿やカスタム投稿を表示しているサイトなど、出力順を細かく設定している場合はチェックを外します。
管理画面での並べ替えデフォルトでチェックがついています。
チェックを外すと管理画面でドラッグ & ドロップを行い並び替えができなくなります。
※並べ替えインターフェースで設定されたページでは並び替えることができます。
ASC / DESC 変数をクエリーで使用するphpファイルに直接、昇順降順の設定をしている場合、チェックをつけると順序が逆になります。
アーカイブのドラッグ & ドロップデフォルトでチェックがついています。
チェックを外すと管理画面でドラッグ & ドロップを行い並び替えができなくなります。
次へ / 前への適用デフォルトでチェックがついています。
設定した並び替えを、ページネーションにも適用します。

基本的にデフォルトの状態で問題ありません。

管理画面での使い方

Post Types Orderの設定が完了したら、管理画面での表示と使い方を紹介します。

「並べ替えインターフェースを表示 / 非表示」で設定した並べ替え専用ページの場合

Post Types Orderの管理画面での使い方①

記事の編集画面へのリンクもなく、シンプルに並び替えだけを行う専用ページです。ドラッグ & ドロップで並び替えることができます。

投稿ページ管理画面の場合

Post Types Orderの管理画面での使い方②

管理画面、記事一覧ページにて、ドラッグ & ドロップで並び替えることができます。

その他Post Types Orderの応用方法

本記事では、Post Types Orderの基本的な使い方と設定方法を紹介してきました。このパートでは、その他に使える応用方法について紹介します。

並び替え設定を直接反映させる場合

Post Types Orderで自動設定を利用する場合、特定のカスタム投稿で任意の並び順を適用できなくなります。

そのため、自動設定の項目からチェックを外し、プラグインの並び替え設定を適用したい投稿やカスタム投稿を出力する記述に対して、追記する必要があります。

<?php
$args = array(
  'post_type' => 'post',
  'orderby'   => 'menu_order'
);
$the_query = new WP_Query( $args );
?>
<?php if ($the_query->have_posts()): ?>
  <ul>
    <?php while($the_query->have_posts()): $the_query->the_post(); ?>
      <li><?php the_title(); ?></li>
    <?php endwhile; ?>
  </ul>
<?php else: ?>
  <p>投稿がありません。</p>
<?php endif; ?>

「’orderby’ => ‘menu_order’」を追加することで、Post Types Orderで設定した管理画面の表示順で出力することができるようになります。

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